今回は、僕が行政書士の資格を取得したのに、すぐに開業しない理由3つをお話しします。

 

僕は、資格取得後の即開業ははっきり言って危険行為であると考えています。

 

行政書士は開業して3年目までの廃業率が7割程度などと言われていることも、また事実です・・・

そうなりたくないのであれば、以下をご覧ください。

 

 

① 実務の知識が圧倒的に不足している

 

行政書士の試験勉強をしているうちは、開業してどの業務を行おうかと考えている方はそんなに多くはないと思います。

僕も「とりあえず試験に合格して、具体的なことはそのあと考えよう!」と思っていました。

 

行政書士の業務範囲は膨大で、色々なことにチャレンジできるので、あらかじめコレ!と決めていなくても、試験勉強をしている段階ではこれといって問題はないと思います。

 

では、試験に合格して「いざ開業!」となったとします。

さて・・・いきなり実務がこなせるでしょうか。

 

はっきりいって、それは不可能です。

 

試験に合格して、まずはどこかの行政書士事務所に勤務させていただき、実務の知識を身に付けることは選択肢としてはアリでしょう。

ですが、そもそも行政書士の求人はそんなに多くはありません。よっぽど大きな事務所ならば話は別ですが、それでもたまに数人募集をかける程度です。

 

「ならば、どの事務所にも属さず、自ら開業していきなり実務をこなしていけばいい!」

 

そういって開業される方は実際に多いでしょう。

 

ですが、この考えだと、実務をこなしながらわからない点をその都度誰かに聞かなければなりません。

これだと、最悪の場合は業務が滞り、依頼者に不利益を与えることになりかねません。

 

ではどうすればいいのか?

 

それは、開業前にある程度実務を勉強しておけば良いのです。

 

今では、行政書士向けの実務学習本などがいくつも販売されています。

相続や許認可など、自分が興味をもった実務について、あらかじめ知識を蓄えておきましょう。

 

建設業 実務家養成講座〔第2版〕: 行政書士のための (d 実務直結シリーズ)

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こうすれば、いざ開業となり、いきなり依頼が舞い込んできた場合でも、業務の全体像が見えているので、落ち着いて行動することができます。

 

② 宣伝(営業)活動の準備ができていない

 

どこかの事務所に属さず、自ら独立開業する場合、当然ですが営業活動がかなり重要になってきます。

自分の事務所の存在を皆に知ってもらわなければ、仕事の依頼はずっとゼロです。

 

飲食店などであれば、道を通りかかった人が入ってくるでしょうが、行政書士事務所ではそうはいきません。

看板を出したところで、「看板見ました!」なんて依頼者が来ることはマレでしょう・・・

 

ということで、すぐ開業しても当然仕事の依頼はきません。これは当たり前のことです。

 

そこで僕がおすすめしたいのが、SNSやブログ、HPを使った営業活動です。

今ではfacebookやtwitter、インスタなど自分を知ってもらえる手段はたくさんあります。

 

とにかく開業前からどんどん発信していきましょう。闘いは開業前から始まっています。

 

③ 入会金、登録手数料、年会費などが高額・・・

 

開業前からかなり資金を貯めていて、お金の心配がまったくない方は読み飛ばしてください^ ^;

 

行政書士として登録して開業するためには、かなりのお金がかかります。場合によっては総額30万円くらいかかることもあります。

所属する行政書士会が属する都道府県によって差はありますが、入会金が20万円くらいかかります。

 

さらに、登録手数料として2~3万かかります。

それだけでなく、年会費として7万2千円とかかかってきます。月額だと6000円になりますね・・・

 

つまりは、開業前にある程度の資金を蓄えておかないと、すぐ開業しても初めのうちは仕事がないので、大変なことになってしまいますね。

 

こうして資金が底をつきるので、開業しても3年以内に廃業してしまう先生方が多いわけです・・・

 

行政書士に限ったことではありませんが、独立開業するということは、開業前から勝負は始まっていると考えた方が良いです。

よっぽど才能のある方でなければ、即開業で成功するということは難しいと思います。