一人前の社会人といっても、そう簡単になれるものではありません。

ですが、特別何の意識をすることもなく、毎日をだらだらと過ごしていても、一人前にはなれませんよね。

 

ということで、ここでは一人前の社会人を目指すために、是非とも挑戦していただきたい事項を7つご紹介します。

 

大学生で、これから社会人となられる方、新入社員の方は、是非チャレンジしてみてください。

 

 

 

挨拶は大きな声ではっきりと、自分から!

 

就職活動をパスされた方ならば、「当たり前でしょ!」とおっしゃるかもしれませんが、社会人として大きな声で挨拶をするのは鉄則ですね。

ただし、ただ大きい声だけではいけません。はっきりと明瞭に話せるように努力しましょう。

 

「うちの新人、声は大きいんだけど、よくどもるし、噛むし、何言っているのかわからないんだよ!」

 

なんてことにならないようにしたいですね。

 

また、挨拶を大きな声でと書きましたが、それも時と場合によります。

 

「朝の挨拶」「退社時の挨拶」などは大きな声で行いますが、静かにしなければいけない場合には、当然ですが相応のボリュームで話しましょう。

 

隣の席の先輩社員に質問するときなどに、やたら大きな声を出してしまうと、かえって「声でか!ちょっとうるさいなぁ」なんて思われてしまうかもしれません。

 

あと、新人のうちは、できるだけ挨拶は自分から行えるようになりましょう。

 

朝の「おはようございます!」や退社時の「お疲れさまでした!」などは、相手が言うのを待ってからではなく、自分から率先して言えると良いですね。

 

報・連・相(ほうれんそう)をマスターする!

 

報・連・相(ほうれんそう)という言葉を聞いたことはありますか?

社会人になれば、嫌ほど耳にする言葉になります。

 

これは、報告・連絡・相談の大切さを意味する言葉ですね。

 

依頼された業務が完了すれば、上司や先輩社員に実績の報告をするのが通常です。

仕事でトラブルが発生したり、わからないことがあり悩んでしまった場合には、上司や先輩に相談するでしょう。

社内で共有すべき情報は、しっかりと連絡(連携)をする必要がありますね。

 

要するに、これらの行動を徹底しましょう、というのが報・連・相に込められた意味です。

 

 

この報・連・相が大切なのは理解しているのですが、実際にやるとなると、ためらってしまう社員が多いかもしれません。

私も新人のうちはそうでした。

 

つい仕事が忙しくて上司への報告を忘れてしまって怒られたり、連絡事項を忘れてチームに迷惑をかけたり、もっと早く相談すべきだったのに後になってから相談して大変なことになったり・・・

 

会社は基本的にチームで動いています。つまり、メンバーの一人でも上記のような報・連・相ができない人がいると、チーム全体が困ってしまうのですね。

 

新人のうちは、できなくて当たり前なので、少しずつ覚えていけばいいのです。

 

しかし、入社後2~3年経っても報・連・相が全くできません!なんてなると、上司から怒られてしまいますから、注意しましょうね。

 

予定と実績の管理を心がける!

 

これはとても大切なことなので、是非マスターしてほしい内容ですが、なかなか難しいことでもあります。

 

仕事をする上で、いつでも予定と実績の管理を心がけましょう。

 

どういうことかというと、まずその日の初めに、1日の予定を立てるのです。

 

  • 午前中の9時~11時までに作業Aを終わらせる
  • 作業Aが終わり次第、チームに結果を連携し、昼休みまでは作業Bを行う
  • 午後3時までに作業Bの残りを片付ける
  • 定時までは新人成果発表会の資料作りを行う

 

たとえばですが、上のような予定を、ある程度具体的に立てておくのです。これが「予定」を立てる段階ですね。

 

当然ですが、その日にやるべきことを明確にしていない状態で、「思いついた仕事をやろう!」なんてことは通りません。

重要な仕事であれば、上司から「いついつまでに終わらせて!」とか「何時ぐらいに終わりそう?」とか言われることも多々あります。

 

自分の力で、一日の作業計画が立てられるようになれば、一人前に一歩近づきます。

 

 

 

そして、一日の終わりに、予定どおりの仕事ができたかどうか(実績)をチェックするのです。

 

予定は立てっぱなしではいけません。必ず後で、実績はどうだったかを反省しましょう。

 

予定どおり進んでいれば全く問題はありません。「予定どおり完了しました!」と報告すればよいのです。

 

しかし、予定どおり進んでいないと、「いったい何が悪かったのか」を考え、次に活かしていかなければなりません。

 

ここで報・連・相の出番で、なぜ予定どおりに進まなかったのか、あとどのくらい時間があれば終わるのか、今後の対策などを報告、相談するわけです。

 

 

KPT(Keep, Problem, Try)管理をやってみる!

 

KPT管理というものがあります。

KPTは次の頭文字となっています。

 

  • K ・・・ Keep(維持すべきこと)
  • P ・・・ Problem(問題、解決すべきもの)
  • T ・・・ Try(次に試すこと)

 

一日の仕事の中で、成果があり、今後もこの調子で維持していくことを「K」として書き留めておきます。

逆に、問題が発生し、解決しなければならない事象について、「P」として書き留めておきます。

発生した問題をどのように対策を立てて対応していくか、今後はどのように作業を行っていくか、これを「T」として書き留めておきます。

 

このように、KPTを管理していくわけですが、パソコンのメモ帳やエクセルでも良いですし、ノートでも良いので、書き留めておくと良いでしょう。

 

これらの内容は、時間が経てばだんだん風化してしまい、やがては「えっ、そんな問題起こったっけ?」と忘れてしまうものです。

すると、忘れた頃にまた同じミスをしてしまう危険があるのです。

 

自分が過去にどんな過ちをしたのか、そしてどんな対策が功を奏したのか、などを忘れないように記録しておくことがとても大切となります。

 

「なぜなぜ分析」に挑戦してみる!

 

社会人になると、「なぜなぜ分析」という言葉もよく聞くようになります。

これは、問題の本質をとらえる上で、役に立つ、ものの考え方です。

 

たとえば、次のようなイメージで進めていきます。

 

私は「なぜ」働くのだろうか

 ⇒ お金を稼ぐため

では、「なぜ」お金を稼ぐのか

 ⇒ 標準的な暮らしをするため(生活に困らないようにするため)

では、「なぜ」標準的な暮らしをするのか

 ⇒ 病気で死亡するリスクを減らすため

では、「なぜ」病気で死亡するリスクを減らすのか

 ⇒ 少しでも長く家族と幸せに暮らすため

 

のような感じで、なぜ?なぜ?と進めていくのです。

 

※上で示しました例は、イメージを掴んでもらうために考えたものです。論理の飛躍や不自然な点はご了承ください。

 

 

このように「なぜなぜ分析」をしていくと、問題となっている事項の本質が見えてくる場合があります。

 

つまり、上手に分析ができるようになると、問題に対して、的外れな対策をとることがなくなり、適切な問題解決が期待できるわけですね。

 

率先して社内電話に出る!

 

どこの会社でも、新人の間は電話番になることが多いでしょう。

私も新人のうち(入社後2年くらい)は電話番でした。

 

電話は同じ社内からかかってくる内線の場合もありますし、社外のお客様からかかってくる外線の場合もあります。

 

内線はその席の人が出ればいいのですが、席を外している場合には、近場の誰かが出てあげる必要があります。

新人が率先して出るようにしましょう。まわりの社員から感謝されるようになりますよ!

 

外線については、電話応対のマナーが大変重要になってきます。このマナーについても、なるべく早めに覚えるようにしましょう。

 

電話応対は最初は緊張しますが、慣れてしまえば簡単です。

 

電話応対のマナーについてはも是非ご覧くださいね。

 

 

相談できる上司、先輩社員、同僚をつくる!

 

いつでも困ったときに相談できる上司や先輩社員、同僚を作りましょう。

 

同僚について言えば、同期の仲間と定期的に連絡を取り合うなどして、つながっておきましょう。

上司は、あなたの直属の上司となります。

どんな会社でも、基本的には、新人を教育する社員(OJTトレーナー)が付きます。仕事のやり方やその他の悩みについて、しっかりと相談をしましょう。

 

こういった頼れる存在を作っておくことで、仕事がやりやすくなります。

お世話になった先輩方には、仕事の業績として恩返しをすればよいのです。

 

まとめ

一人前の社会人を目指すために、新入社員が心がけることについてお話ししてきました。

これらを頭で理解できていても、実際に行動するとなると、これがまた難しいのです。ですが、少しずつ着実に習得していくことで、必ず一人前に近づけます。

尊敬できる上司や、先輩社員の仕事の仕方や振る舞いをよく観察し、自分の糧としていきましょう。