もう疲れた、人生諦めてしまいたい…という方向け。
完全に諦めてしまう前に、最後にどうしても試してみてほしい9つの習慣(考え方)をご紹介します。
- 僕が人生諦めそうになったときに出会った本
- 人生諦める前に試してほしい9つの習慣
- 人生諦める⇒楽にはならない理由
人生諦める方向け:9つの習慣を試してください【世界が変わる法則】
辛いこと、悲しいことが度重なり、または努力が実を結ばず、人生諦めてしまっている方、または今にも諦めようとされている方は多いと思います。
ですが、完全に人生を諦めてしまう前に、ここでご紹介する9つの習慣を試していただきたいのです。
もちろんすべてを実践するのは大変なので、できること1つからでも良いです。
この記事では、僕が人生を諦めそうになったときに出会った素晴らしい本から、人生を諦めないための習慣や言葉を一部ご紹介していきます。
辛いこと、悲しいことが度重なり、または努力が実を結ばず人生を諦めてしまいそうな時はあります。
そんな方は、書籍「最後に勝つ人のブレない生き方 9つの法則」がおすすめです。
僕が人生諦めたくなったときに出会った本です。世界の偉人の名言が多数紹介されています。
よければ読んでみてください pic.twitter.com/ZMiRv9zDVe— たかじん (@Takajin_092) 2019年6月19日
人生を諦める方の特徴・状況
人生を諦めてしまいそうな方は、おそらく次のような状況に陥っていると思います。
- 何をやっても上手くいかず、将来の方向性が見えない
- 努力を継続しているが結果が出ず、志が折れそう
- 自分はダメなのに、他人は上手くやっている
実は、上に示す3つとも、以前の僕がそうでした。
新卒で大手IT企業に就職するも、社風が合わなかったのと、残業地獄で心身ともに疲弊していたため退職しました。
手に職をと決意し、行政書士試験を受けるも1回目は失敗。2回目にしてようやく合格しました。
試験は1年に1度なので、勉強している間は何度も心が折れそうになりました。
個人事業をやっていこうと決意したのは自分のはずなのに、希望が持てない、周りの友人は上手くやっている。
なんてことはしょっちゅう考えていました。
一生懸命勉強しなければ試験合格は果たせないのに、余計なことで頭がいっぱいになり、モチベーションを保つのに苦労したのを覚えています。
人生を最後まで諦めないための9つの習慣
僕が本当に人生諦めてしまいそうになったときに、親から手渡されたのが、冒頭でご紹介した書籍です。
そこには、世界の偉人の方々の名言が数多く紹介されていました。エジソン、西郷隆盛、勝海舟、本田宗一郎など、様々な方の偉業、名言、生き方が書かれていました。
彼らは何度も挫折を味わったり、苦労を続けていくも、それでも希望を捨てず、我が道を信じ続けた結果、最後に報われて幕を閉じています。
彼らが共通して持っていた習慣が次に示す9つです。
- 希望を捨てない
- 困難にくじけない
- 行動力を養う
- 努力を続ける
- 不満を持たない
- 情熱を保つ
- 平常心を保つ
- 言動一致で生きる
- 忍耐力を持つ
これらの習慣をすべて身につけるのは無理があるので、まずはどれか1つ決定し、慣れるまで意識することが大切だと感じています。
① 希望を捨てない
誰しも辛いこと、悲しいことは経験します。そして、そのような経験をすることで、人間の行動は次の2つに分かれます。
- もう頑張れないと諦めてしまう
- ここでもう少し頑張れば明るい未来が待っていると希望を持つ
まさに人生の岐路ですよね。諦めてしまう人と希望を持ち続ける人。
前者の場合、当然ですがもう明るい未来は一生来ません。諦めてしまった物事に関してはですが。
後者の場合は、もしかするとあとひと頑張りで明るい未来が来るかもしれません。神様だけが知っていることです。
なので、最後まで希望だけは捨てないでいることが大切だということです。
② 困難にくじけない
「若い頃の苦労は買ってでもせよ」という言葉が日本にはあります。確かにその通りだと思います。
僕の経験上、学生時代など若いころに多くの苦労をしてきた方は、そうでない人よりも生きる力が強いと思います。
苦労をするということは、生き抜くために知恵を付けますし、想像力も豊かになります。困難を自分で解決するだけの力を自然と身に付けていくのです。
なので、人生を諦めてしまいそうな方は、その困難をどうにかして乗り越え、強い人間になるチャンスだと考えると良いかもしれません。
③ 行動力を養う
人生を成功に導くためには、行動力を養うことも大切です。さらに、1つのことをやり遂げられる人間になることが非常に大切と言えます。
行動力はあっても、様々なことに手をつけてしまい、1つ1つがおろそかになっては全く意味がありません。それよりも目の前のたった1つのことを最後までやり遂げることが重要なのです。
鎌倉時代の曹洞宗の開祖である道元は「1つのことすらまともにできない人間では、悟りを開くことなどできない(意訳)」という言葉を残しています。
もしも達成したい目標があり、躓いてしまっている方は、たとえ小さなことであっても、1つ1つ確実に達成していくと良いです。
④ 努力を続ける
単純なようで、すごく大変なことの1つが努力を続けるということだと思います。
学生時代から、継続は力だとか、努力を続ければ志望校に合格できるとか、同じようなことを先生から言われた経験は誰にもあるはずです。
それが簡単にできれば苦労しませんが。
努力を続けるということは、希望に向かって、諦めずに前進していくことだと思います。
努力を続けるとは例えるなら、頂上の見えない山の側面をひたすら上り続けているイメージでしょうか。
つまりは相当苦しいことであり、いつ力が緩んで転倒してしまうかわからない状況でもあります。
ですがその分、頂上にたどり着いた瞬間の達成感、安心感は莫大なものとなります。
僕も約2年近く行政書士試験の勉強を独学で続け、なんとか合格できたときは本当に嬉しかったです。体が痺れ、泣きそうになりました。
この年になって、改めて努力を継続して続けていくことの大切さを実感しました。
⑤ 不満を持たない
生きていく中で、何かと不満を持つことは多いと思います。ですが、不満ばかり持っていると、物事を順調に進めることは難しくなります。
アラビアのことわざに、「やりたい者は工夫を見つけ、したくない者は言い訳を見つける」というものがあるそうです。
もしあなたが今達成しようとしている目標が、実はやりたくないものならば、好きになる努力をするか、そもそも方向転換するか考えるべきかもしれません。
”やりたくない”うちはどんなに努力を継続しても苦しいだけで、成果につながらないかもしれません。自分が本当に好きなことが他にあるなら、そちらで勝負するという発想もありだと思います。
もしくは、今は嫌いなものでも、別の視点から観察することで、だんだん好きになっていくことはよくある話です。
⑥ 情熱を保つ
どうしても達成したい目的があるならば、情熱をもって事に当たるということが大切かもしれません。
伝染病の研究に情熱を注いだ偉人に野口英世がいます。彼は、自らの志を遂げるまでは、故郷に帰らないという言葉を残していたそうです。
野口英世は黄熱病のワクチンを発見するためアメリカへわたり、自身も黄熱病にかかり亡くなりました。最後まで研究に情熱を注いでいたのです。
好きなことは長続きしますよね。誰かに強制されなくても、自分から進んで調べていきます。そこには情熱があるのですね。
人生諦めたくなったら、今一度、何かに情熱を燃やしてみることもありかと思います。
⑦ 平常心を保つ
平常心を保つということは、簡単なようで実はものすごく難しいことです。
日常の中では様々なトラブルが発生します。上司から怒られたり、友人と喧嘩したり。。
このような場面では平常心を保つことが大切です。何かあっても動揺したり、イライラしたりしないよう、心を落ち着かせるのです。
すぐ熱くなったり、カッとなる人は問題を起こしがちです。人間関係を壊してしまうこともあります。
つまり生きていく上で、いつでも平常心でいられる訓練は誰にも必要であると僕は思います。
一番効果的なのは瞑想です。1日の中で、たとえ数分でもいいので心を落ち着かせ、自分と向き合う時間を持つことが大切です。
⑧ 言動一致で生きる
言動一致とは、つまり言っていることとやっていることを一致させるという意味です。言行一致、有言実行という言葉もありますね。
人間として当然のことと思いますが、それを徹底するのは非常に困難だと思います。
口では宣言してみたものの、実際にやってみたら難しくてやる気が続かなかったなんていう経験は誰にもあると思います。
ですが、それなら最初から宣言しないことです。
一度でもやると言ってしまったのであれば、最後までやり遂げなければ周りからの信頼を失うことになります。
仮に最後まで達成できずとも、何かしらの結果は生まれるはずです。それを糧にまた挑戦することもできます。
人生を諦めず生きていくためには、周りからの信頼も当然必要となります。言動一致の精神を持ち続けたいですね。
⑨ 忍耐力を持つ
人生で目的を達成するためには、忍耐力を持つことも非常に大切です。忍耐力がないと、ちょっとした波(困難)ですぐに倒れてしまいます。
そもそも、目的達成に向け歩んでいく中で、ずっと平らで変哲もない道が続いているとは限りません。むしろ道がデコボコしていたり、途切れていたり、回り道が必要だったりするはずです。
どんな困難が待ち受けていても忍耐力を保ち続けるためには、最初から世の中は思い通りにならないものと理解しておく必要があります。
つまり、思い通りにならず、ままならない世の中であるからこそ、何度も障害は立ちふさがるし、それを超えていく必要があるのだと事前に判断できます。対策を立てることも可能ですね。
人生を諦めるのはNG!年齢も関係ありません
ここまで僕がお世話になった書籍から一部ご紹介をしてきましたが、とにかく僕が言いたいのは人生を諦めて欲しくないということです。
そこに年齢も関係ないと思います。20代、30代では当然諦めてはいけませんし、60代でも70代でもそれは同じです。
世の中にはどんなに高齢でも最後まで自らの力を信じ続け、最後の時まで情熱を燃やし続ける方々がいます。エジソンもその一人だったといいます。
エジソンは、「一生懸命働く者は年をとることはない。自分は葬式の日をもって、引退の日と決めている」という言葉を残していたそうです。
皆がエジソンのような生き方はできませんが、少なくとも最後の時まで何かしらの情熱を持っていたいと僕も思います。
人生を諦める⇒決して楽ではありません
よく人生を諦めてしまう方の中に、「はやく楽になりたい」という言葉を使う方がいます。
ですが僕は思うに、人生を諦めたからといって楽になるとは思えません。肉体的に楽になるかもしれませんが、精神的にはずっと罪悪感が付きまとうはずです。
その後の一生の中で、一度諦めたという記憶が邪魔をして、何かチャレンジしたいと思うたびにチラつくようになります。
つまり、諦めてしまったという呪縛から逃れられないことになります。
大変なことを強制することはできませんし、僕も責任は持てないので安易な発言はできませんが、何かを諦めるときはしっかりお考えになった方が良いかと思います。
しっかりと自分の中で答えを出し、その上での判断なら問題ないと思います。それはつまり「諦めた」ではなく、「方向転換した」「もっと良い道を選んだ」ということのはずなので。
まとめ
人生を諦めてしまいそうな方に試していただきたい9つの習慣と、僕を救ってくれた書籍のご紹介でした。