![]() |
ピアノ独学者『ピアノを独学で趣味として練習しています。 教則本はたくさんありますが、どれをやったらいいでしょうか。 どれも飽きそうで続けられる自信がありません…』 |
ピアノを独学かつ趣味で始める人向け。
結論から言います。
ピアノを趣味の範囲で独学練習するなら、教則本はバイエルだけで十分です。
- 独学かつ趣味ならバイエルで十分な理由
- 好きな曲の前にバイエルだけは絶対やっておく理由
- バイエル程度で弾ける楽譜おすすめ4選
【結論】ピアノを趣味で独学するならバイエルだけで十分です【飽きる】
趣味かつ独学でピアノを始めるのであれば、バイエルだけやっておけば十分です。理由は高確率で飽きてしまうからです。
ピアノ教則本には次のようにたくさん種類があります。
- バイエル
- ハノン
- ブルクミュラー
- ツェルニー
- 他
ピアノ教則本のすべてにおいて共通して言えること、それは非常に退屈だということです。
ものすごく単調な譜面をひたすら繰り返して練習していく感じです。練習にはなるのですが、弾いていて眠たくなってくるほどでした(体験談)。
確かにピアノを上手に弾くための練習は大切ですが、飽きてやる気がなくなってしまっては本末転倒ですよね。何のためにピアノを始めたのかわかりません。
なので、必要最低限の練習だけやって、あとは好きな曲へ行ってしまって問題ないかと。
バイエルは超初心者向けのピアノ教則本です
バイエルというのは、ピアノを初めて習う方が最初にレッスンするであろう教則本です。ピアノ教室でも教材として使用することがあります。
以下がバイエル教則本です。
バイエルもだんだん最後の方は飽きてきます。これは仕方ありません。教則本とはそういうものです。
ですが、最低限の練習はしておきたいので、好きな曲へ行く前にバイエルはやっておくと良いです。
ピアノ初心者(独学者)はバイエルから始めるべき理由
バイエルでは指の動かし方(運指)や基本的な音階練習など、ピアノを弾く上で最低限知っておくべき初歩的な技術を学ぶことができます。
ピアノを独学で練習される方は、いきなりアニソンやPOPなどの好きな曲へチャレンジしても、おそらく挫折します。理由は難しすぎるから。
ということで、まずは最低限の技術を身に付けるために、バイエルから始めるべきなのです。
バイエルには多数の練習曲が収録されています。あくまで練習曲なので、メロディーに期待はできませんが。。
練習曲にはナンバーが振られており、曲の難易度は最初が易しく、後の方へ行くと少しずつ難しくなっていきます。少しずつ上達を感じることができるでしょう。
バイエル習得後は自由に楽譜を選んでOK
バイエルを最後までやり切ったら、そこそこの実力がついていると思います。少なくとも両手で楽譜を見ながら弾くことはできるようになっているかと。
そこから先は練習のモチベーションアップのためにも、好きな曲にチャレンジしても良いかと思います。
バイエルで弾ける楽譜もある【おすすめ】
実はバイエル程度で弾ける楽譜もたくさん販売されています。「バイエルで弾ける~」とタイトルに付いていることが多く、探すのは簡単です。
以下におすすめの楽譜を載せておきます。
ピアノ教則本つながりならハノン・ブルグミュラーもあり
バイエル終了後、教則本つながりで探すなら、ハノン、ブルグミュラーもありです。
ハノンは運指の練習などができ、ブルグミュラーは比較的有名な練習曲でレッスンできます。
ハノンは指の練習に重きをおいた印象なので、おそらくバイエルより退屈するかもしれません。ブルグミュラーはメロディーがしっかりしているので飽きませんでした。
まとめ
趣味として独学でピアノを始めるならバイエルで十分な理由をお話ししてきました。ピアノ教室に通わないということは、練習方法も時間もすべて自分で決めなければなりません。モチベーションが続くかどうかは教材次第であり、飽きてしまえば挫折へとつながります。ある程度ピアノの基礎がわかれば、自由に選曲して良いです。
趣味でピアノ始める方向け