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20代の人『実家にいるとなんだか疲れるなぁ。。周りは皆一人暮らし始めてるし、僕もそうした方がいいのかなぁ。』 |
こんな疑問に僕の経験談からお答えします。
20代後半くらいになると、実家が疲れる、、しんどい、、という方の声を多く聞くようになります。これは何故か?何が問題なのか?
実家が疲れる10の理由と実家を出るメリットを解説します。
- 実家が疲れる(しんどい)理由10
- 20代で実家を出て享受できるメリット
- 実家を出るデメリット
目次
- 1 20代で実家にいるとしんどい?実家が疲れる10の理由
- 1.1 実家が疲れる理由1:家族(親)と意見が反発する → 喧嘩三昧になり疲れる
- 1.2 実家が疲れる理由2:家事、掃除などがいつまで経っても覚えられず精神的に疲れる
- 1.3 実家が疲れる理由3:仕事、結婚などで何かと文句を言われ疲れる
- 1.4 実家が疲れる理由4:婚期が遅れて精神的に疲れる
- 1.5 実家が疲れる理由5:自分の自由な時間を持てず疲れる
- 1.6 実家が疲れる理由6:自分の居場所がなくて疲れる
- 1.7 実家が疲れる理由7:祖父母の介護を手伝って疲れる
- 1.8 実家が疲れる理由8:友達、恋人を家に呼べず疲れる
- 1.9 実家が疲れる理由9:好きな時間に外出できず疲れる
- 1.10 実家が疲れる理由10:通販、買い物が自由にできず疲れる
- 2 実家を出て一人暮らしするにもメリット・デメリットがある話
- 3 質問:一人暮らしのデメリットと実家での生活。どっちが疲れる?
- 4 まとめ
20代で実家にいるとしんどい?実家が疲れる10の理由
20代の後半くらいまでの方で、実家暮らしをしている方は意外と多いと思います。なぜ実家暮らしなのか、という理由は人それぞれですが、実家暮らしが疲れる方も多いのではないでしょうか。
20代で実家暮らしだと正直しんどい、、疲れる理由を以下に挙げてみます。
- 家族(親)と意見が反発する→喧嘩三昧になる
- 家事、掃除などがいつまで経っても覚えない
- 仕事、結婚などで何かと文句を言われる
- 婚期が遅れる
- 自分の自由な時間を持てない
- 自分の居場所がない
- 祖父母の介護を手伝うこともある
- 友達、恋人を家に呼べない
- 好きな時間に外出できない
- 通販、買い物が自由にできない
だいたいこんな感じかと。
では、それぞれについて深掘りして解説していきます。
実家が疲れる理由1:家族(親)と意見が反発する → 喧嘩三昧になり疲れる
まず、20代の後半くらいになると、家族とくに親と意見が反発することが多くなります。理由は、20代後半になれば十分大人なので、大学や社会で親の知らない世界を経験し、知識を蓄えるからです。
そして子は自分で物事の道理を考えるようになり、”自我”が十分に成長しているため、ときに親の意見に反発したり、自分の意見を主張するようになります。
親からすれば、つい数年前までまだ小さかった子なので、やはり自分の意見に反発されるといい気がしませんよね。これは親になってみないとわからない気持ちではあります。
なので、ちょっとした価値観や主張のズレが言い争いとなり、そのたびに喧嘩をしてしまうわけです。
もちろんこういったケースが全体に当てはまるわけではないですが、けっこう多いと思います。誰だって穏やかに生きていきたいので、喧嘩三昧では相当疲れますよね。
実家が疲れる理由2:家事、掃除などがいつまで経っても覚えられず精神的に疲れる
実家では、台所=母親のスペースです。なので、基本的には母親が家事や掃除を中心となってやってくれていると思います。当たり前のことではないので、十分に感謝しなければなりません。
ですが、20代にもなれば、自分で家事や掃除を覚えたい年頃でもあります。理由は、将来親元を離れたときに困らないようにするためです。今は男性も家事ができる方が増えており、将来を考えると、不安になります。
ですが、実家暮らしの場合、次の理由から母親が家事に徹することが多いはず。
- 結局母親がやった方が早く効率的
- 料理を練習で作るだけの出費が痛い
- 母親のプライドから家事をさせてもらえない
こんな感じでしょうか。
やっぱり母親は家事のプロなので、母親にかなう者はいません。ということで、母親に任せた方が美味しい食事にありつけるし、家族の満足度も高まるので、その方が良いわけです。
そんなこんなで、実家暮らしだと家事を覚えるのはなかなか難しいかと。そのため、やりたくてもできない、、という精神的疲れを伴うこともあります。
実家が疲れる理由3:仕事、結婚などで何かと文句を言われ疲れる
仕事や結婚などの話題になると、何かと文句を言われることもあります。
仕事でいうなら、もっといい仕事はないの?とか、帰りが遅すぎて世話が大変!とかでしょうか。
結婚に関しては、いつ結婚するの?とか、逆に今結婚されて家を出られると困る!とかでしょうか。
いずれにしても、20代になるとこういった話題が増えてくるので、頭が痛い方も多いのでは。

ちなみに僕は個人事業なので、自宅で仕事をしています。すると同居している認知症の祖母が、僕の顔を見るたびに「働きなさい!」「男は外で働くもの!」とか独り言のように言います(笑)。平日も家に居るのが不思議なのでしょう。何度も個人事業と説明していますが、すぐ忘れてしまうのです。
実家が疲れる理由4:婚期が遅れて精神的に疲れる
僕の周りでもそうですが、20代の後半くらいには結婚する人が増えてきます。ですが実家暮らしだと、次のような理由から婚期が遅れることがあります。
- いきなり結婚して自立できるか不安
- 家族の世話、介護が理由で結婚できない
やっぱり経済的に自立している方(とくに男性の場合)が魅力的だったりするので、実家暮らしだと婚期を遅らせることもあるかと。
実家が疲れる理由5:自分の自由な時間を持てず疲れる
実家暮らしだと、自分の自由な時間を持てないことがあります。理由は次のとおりです。
- 家の買い物や用事を手伝うことがよくある
- プライベート空間(自室)がない
- 家族に気を使って自由に振る舞えない
こんな感じです。
とはいえ、家族との大切な時間も貴重なので、ここは賛否両論あるかと。でも、若いころにしかできないこともあったりと、悩ましいところです。
実家が疲れる理由6:自分の居場所がなくて疲れる
これは家庭の事情によると思います。家庭に自分の居場所がないという方もいるでしょう。たとえば、次のような感じでしょうか。
- 自分(男)以外の全員が女性で会話に入れない
- 家族と一緒だと働け、結婚はまだか?と聞かれる
- 自分がいると微妙な雰囲気になるので遠慮している
自分の部屋があれば、そこに閉じこもっていれば解決ですが、そもそもそれも寂しい行為です。自室がなければ、本当に居場所がなくなってしまいます。

自室がある→逃げ場がある→実家を出る必要がない。という関係が成立していそうですね。
実家が疲れる理由7:祖父母の介護を手伝って疲れる
実家暮らしだと、祖父母の介護を手伝うこともあります。実際に僕がそうです。
20代後半にもなると、祖父母も70~80歳くらいになっているかと思います。すると、認知症などの恐ろしい病気をり患しているケースも増えます。
そんな祖父母を一人置いてはおけないので、実家で介護するという流れが自然です。すると、自分の両親が家事に加え介護まで必死でやっている姿を見ると、自分も手伝わないわけにはいきません。
具体的にどんなことを手伝うかというと、次の通りです。
- 定期的な病院への送迎、付き添い
- 入浴、着替えの介助
- 家族が外出したときの見張り
- 薬(朝昼晩)の介助
3つ目は認知症の祖父母を介護している場合です。認知症の方を残して外出してしまうと、最悪外へ出て行ってしまうことがあるので、必ず家族で1人決めて見張りを立てることになります。
認知症の方は外出することを嫌がることがあるので、一緒に連れてはいけません。病状もあって、遠出もできません。

施設に預けたら?という声が聞こえそうですが、そもそも重度な認知症患者の場合、受け入れてくれるホームが少ないです。薬の世話も心配なので、第三者に任せることが難しい場合もあります。他人に危害を加える場合、ホームに居られなくなることもあります。
実家が疲れる理由8:友達、恋人を家に呼べず疲れる
実家暮らしだと、家族に遠慮して友達や恋人を自由に呼ぶことはできません。多くの方がそう感じていると思います。
大学生や社会人になると、友達をお互いに家に呼び合って宅飲みしたり、朝まで語り合ったりして楽しいひと時を過ごすこともできます。
でも実家暮らしだと、当然できません。恋人についても同様です。実家につれてきたら、「結婚するの?」みたいなノリになりますよね(笑)
実家が疲れる理由9:好きな時間に外出できず疲れる
家族に心配をかけてしまうから、、という理由で実家暮らしだと好きな時間に外出できないです。
友達同士の付き合いで外出する場合もそうですが、アルバイトなんかもそうです。夜遅くのアルバイトとかだと、どうしても物音を立ててしまい、寝ている家族を起こしてしまうということもあります。
実家が疲れる理由10:通販、買い物が自由にできず疲れる
社会人となり、経済的に自立してくると、自分の好きなものを好きなタイミングで購入したくなります。一人暮らしならそれを咎める者がいないので、自由奔放にやれます。
ですが実家暮らしだとNGです。購入した物によっては、家族からお叱りを受けることが多々あります。
「そんな余分な物買うなら家計にまわして!」とか「そんなの何に使うの?もったいない」とかです。
通販の場合だと、たまたま自分がいない時に家族が受け取ることもあるので、頻繁に買い物をしていると、金遣いが荒いと叱られることもしばしば。。
実家を出て一人暮らしするにもメリット・デメリットがある話
20代になって実家を出て一人暮らしを始める人は多いかと思います。僕の周りでも、10代後半から20代前半でアパート借りる友人が多かったです。
確かに一人暮らしを始めれば、大きなメリットを享受できます。とはいえ、それと同じくらい大きなデメリットがあります。。
それでは、実家を出て一人暮らしすることのメリット、デメリットを見ていきましょう。
デメリットと言っても、あなたにとって全く問題なければ、ぜひ一人暮らしを満喫してください。
20代で実家を出て一人暮らしするメリット
20代で実家を出ることのメリットを解説していきます。
主に次のようなメリットを享受できます。
- 家事を一人前にできるようになる
- 自立することで人間として成長できる
- 独自のライフスタイルを形成できる
- 自分の時間を確保できる
- 家族の大切さを実感できる
- 友達や恋人を招きやすくなる
いずれも人間として大切なものばかりです。
多くの場合、実家暮らしだと家族を頼ってしまい、人間的に自立できないです。家族の大切さも当たり前に感じてしまい、実感できません。
これは断言できますが、人生一度でも一人暮らしをし、家事の大変さ、親のありがたみを感じるべきかと。
実家を出て一人暮らしするデメリット
最後は実家を出て一人暮らしをすることのデメリットをご紹介します。
- 出費が増えるので貯金ができなくなる
- 家事はすべて自分でやる必要がある
- ホームシックになることもある
- 家族と過ごす時間が少なくなる
- 万が一の事態に行動が遅れる
こんな感じです。一人暮らしを始めた頃の多くの方が感じることかと。
とくに仕事が遅くなり疲れて家に帰っても、誰も出迎えてくれないとか、どんなに消耗していても食事は自分で作らなければならないなど、辛いことが多いです。
また、実家から遠い場所で生活している場合、家族に万が一の事態が起こったときに、すぐに駆けつけられないということもあります。
質問:一人暮らしのデメリットと実家での生活。どっちが疲れる?
実家暮らしが疲れる理由を10個ご紹介してきました。それと同時に一人暮らしをすることのデメリットも解説してきました。
さてあなたに質問です。実家暮らしと一人暮らし、どちらがより疲れそうですか?疲れるというのは、肉体的疲れと精神的疲れがあります。
実家が疲れるから一人暮らしを始めても、すべてを自分で考えて行動しなくてはならず、ますます消耗してしまうかもしれません。
僕の友人は実家が疲れるからアパートを借りて一人暮らしを始めましたが、あまりの寂しさに耐えられなくなるそうです。帰宅してもいつも一人ぼっちがかなり辛いのだとか。
一人暮らしも大切ですが、実家暮らしでしか味わえない幸せがあります。一人暮らしを考えている方は、ぜひ自分にとって何が一番大切かを考えてみてくださいね。
まとめ
20代が実家を出るべき理由として、実家が疲れる理由、実家を出るメリットをご紹介してきました。確かに実家を出ることのデメリットも大きいですが、それを含めて人間として自立するためには一人暮らしを始めるのが良いと僕は考えます。