将来はIT業界のエンジニアになりたい、フリーランスになりたい、IT企業に就職したい、、こんな希望があるのであれば、基本情報技術者試験の国家資格を取得すべきです。

この記事では、エンジニアの僕が、大学生が基本情報技術者試験を取得すべきメリットを6つご紹介します。

この記事でわかること
  • 大学生が基本情報技術者試験を取得すべきメリット6つ
  • 基本情報技術者試験の学習方法、おすすめ参考書・過去問
記事の執筆者の経歴

参考までに、この記事を書いている僕の経歴を以下に記載します。

  • 大学・大学院で情報学を6年間専攻する
  • 大手IT企業に就職、プログラマーとして約3年間勤務
  • 退職後もプログラミングを継続
  • 保有資格:基本情報技術者試験、応用情報技術者試験

大学生が基本情報技術者試験を取得するメリット6つ

大学生が基本情報技術者試験を取得することのメリットを以下に挙げます。情報学部の方も、そうでない方も、IT企業への就職を目指すなら大いに役立ちます。

  • IT業界への就職/転職を希望するなら一定の評価が期待できる
  • 情報学部生なら学んだ知識の定着度を測れる
  • IT企業へ就職後、上司や先輩の会話を理解できる
  • IT企業へ就職後、業務で大いに役立つ
  • IT知識・技能の共通評価指標とれ、取得者は一目置かれる
  • さらなるキャリアアップに向けた上位資格への登竜門である

だいたいこんな感じです。

以下、深掘りして解説していきます。

IT業界への就職/転職を希望するなら一定の評価が期待できる

元大手IT企業で働いてきた経験からすると、基本情報技術者試験の資格を有している場合、そうでない方と比べて、一定の評価は期待できるかと思います。

もちろん企業の採用方針にもよるとは思いますが、基本情報技術者試験とはIT業務においてかなり重要な資格だからです。

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試験で学んだこと全てが業務に直結するわけではないですが、IT業界で必要とされる知識を自発的に努力して取得した、という姿勢は十分評価に値します。試験そのものが高難度なので、自己PRで十分アピールできるかと。

 

僕が働いていた富〇通グループでは、新入社員研修が終わったあと、新人の全員が基本情報技術者試験の受験をしました。僕は大学生のうちに取得していたので、その上位資格の応用情報技術者試験を受験して合格しています。

新入社員の中には文系出身者もそこそこいたので、もちろん一発合格できない方もいましたが、そのような方は合格できるまで受験を繰り返すよう言われていました。

つまり、企業によっては基本情報技術者試験や応用情報技術者試験の取得を義務付けているケースもあるということです。

僕のように学生時代から取得しておけば、就職後に苦しむこともなく、業務に専念できます。

情報学部生なら学んだ知識の定着度を測れる

大学で情報学を専攻しているなら、おそらくほとんどの大学で基本情報技術者試験の受験を勧められるのではないでしょうか。

会社のように義務ではなくても、僕も大学で受験するよう言われました。情報学部生であれば、大学で学んできた内容・知識の定着度を測るという目的でも受ける価値は十分あります。

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僕の大学では、基本情報技術者試験に合格するまで何度でも受験する、、というような暗黙の空気が漂っていました。なので、持っていれば優越感に浸れます。その上の応用情報技術者試験まで持っている学生は少なく、合格者は崇められていました(笑)

 

学内での講義や研究を進める上でも、試験勉強で学んだ知識は大いに役立つはずです。

IT企業へ就職後、上司や先輩の会話を理解できる

就職先がIT企業の場合、まず最初にぶち当たる壁が次の点です。

上司や先輩が打ち合わせ、会議で話している内容がまったく理解できない

これ、本当です。

日本語で話してください!」と思わず言いたくなるほど、専門用語(カタカナ)が飛び交い、いったい何を話しているのかわかりません。

僕は基本情報技術者試験である程度のIT用語を理解していたのでそこそこは理解できましたが、何も知らない状態で就職するとけっこう焦るかと。

このような点から言っても、やはり大学生のうちに基本情報技術者試験の受験をしておくべきかと思います。

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新人はただでさえ仕事がわからないのに、会議や打ち合わせの内容が頭に入ってこないと致命的です。その都度先輩に質問するのも心苦しいので、ネットで調べることになります。

IT企業へ就職後、業務をこなすのに大いに役立つ

IT企業に就職した場合、普段の業務でもIT用語をバンバン使います。例えば、次のような状況でIT用語を使います。

  • システム開発をする上で仕様書や設計書といったドキュメントを書くとき
  • 取引先への各種お問合せ、システム不具合の連絡、解決方法の質問など
  • 1日の業務実績をまとめる日報など

こんな感じで、会議や打ち合わせ以外にも、IT用語を使う頻度はけっこう多めです。なぜわかりにくいIT用語をバンバン使うのかは、業界人にとってはその方が効率的で直観的だからです。

その会社に入社したということは、当然その会社のやり方に従う必要があります。その時になってIT用語が使えず困らないように、試験勉強を通してしっかり学習しておくと良いです。

IT知識・技能の共通評価指標とれ、取得者は一目置かれる

ITに無縁の世界で活動している方には「基本情報技術者試験」と言われてもピンとこないかもしれません。ですが、会社、大学を含め、IT業界では名の知れた高度な試験です。

そのため、基本情報技術者試験を持っていると、やはり一目置かれることになります。さらに、IT業界での共通評価指標とされているので、取得者のおおよその知識レベルを推し量ることもできるかと。

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「この新人は基本情報技術者試験に合格しているから、このレベルの話はついてこれそうだし、この仕事を任せてもやっていけるだろ。。」という感じで相手の知識・技能評価にも役立ちます。

さらなるキャリアアップに向けた上位資格への登竜門である

基本情報技術者試験は、IT業界における高難度資格への登竜門とされています。この上には、応用情報技術者試験や、ネットワークスペシャリスト試験といった高度試験があります。

試験範囲がまったくかぶらない訳でもないので、基本情報技術者試験を持っておくと、さらにキャリアアップする上でも役立つかと。

一般的には、基本情報技術者試験⇒応用情報技術者試験⇒高度試験という順番で受験することになります。

基本情報技術者試験に合格する!おすすめの参考書・過去問を紹介!

ここまで大学生が基本情報技術者試験の取得を目指すメリットを解説してきました。とはいえ、実際どうやって勉強したらいいのかわからない方も多いかと。

ということで、僕がおすすめの参考書と過去問を以下にご紹介します。

おすすめの参考書

基本情報技術者試験の参考書として、以下の本がおすすめです。

情報処理教科書 出るとこだけ! 基本情報技術者 テキスト&問題集 2019年版

情報処理教科書 出るとこだけ! 基本情報技術者 テキスト&問題集 2019年版

矢沢 久雄
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発売日: 2018/11/28
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おすすめの理由はシンプルです。Amazonでの評価が比較的高いからです。

他にも、余計なイラストが多くなく、情報量が多い点、わかりやすく図で解説している点があります。

おすすめの過去問

過去問は以下の本がおすすめです。

令和元年【秋期】基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集

令和元年【秋期】基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集

山本 三雄
1,598円(08/23 23:37時点)
発売日: 2019/06/26
Amazonの情報を掲載しています

なんと合計17回分の演習ができます。この本自体には4回分の過去問が収録されていて、残り13回分の問題と解説はダウンロードできます。

基本情報技術者試験は過去問をしっかりやっておけばなんとかなる、、という試験ではあるので、多くの過去問が収録されたこの本はかなりおすすめですね。

学習の進め方:インプットよりアウトプットが大切です

まずは参考書から出題範囲の知識を吸収していきます。これがインプット作業です。そして、過去問を解くことで、知識の定着度を測ります。これがアウトプット作業です。

本試験では、当然のことながらアウトプット作業をしていくことになります。なので、試験勉強でもアウトプット作業をメインでやってください

インプットとアウトプットって、頭の使い方が異なるので、インプットばかりに慣れていると、本試験で苦労することになります。

試験勉強をしていく中で、ある程度インプットが完了したら、後半はひたすら過去問をとくアウトプット作業をメインでやっていきましょう。

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試験勉強の後半では、解き間違えた問題だけ、参考書で確認(インプット)、というスタンスで良いかと。

まとめ

大学生が基本情報技術者試験を取得するメリット6つと、勉強方法を解説してきました。AIやVRの発展に伴い、今後IT業界は需要が伸びていくと予想されます。ITエンジニアとして働き場所を選ばないフリーランスとして活動される方も、取得しておいて損はない資格です。ぜひチャレンジしてみてください。