行政書士会への登録・入会の流れは各都道府県によって様々かと思います。

この記事では僕が所属する行政書士会で実施した開業前の事務所事前確認についてくわしくご紹介しておきます。

具体的には、以下の内容を解説します。

この記事でわかること
  • 登録・入会事前確認書の書き方
  • 事務所の平面図の書き方
  • 建物の概観、事務所の写真撮影について

行政書士の登録前に事務所の事前確認を実施

僕が所属する県の行政書士会では、行政書士として登録される前に、事務所の事前確認を実施しました。事前確認では、次の点をチェックしているようです。

  • 事務所の形態
  • 取扱業務について

ここで大切なのは、事務所が行政書士としての業務が行える環境にあるかどうか、必要な設備が揃っているかどうかを確認することです。

事前確認では、以下の書類が都道府県行政書士会から郵送されてきました。

  • 登録・入会事前確認書

上記書類に加え、以下の資料の提出を求められました。

  • 事務所平面図(A4判)
  • 写真(L判)

以下、具体的に説明していきます。

登録・入会事前確認書の書き方

僕が所属する都道府県の行政書士会では、以下に示すような「登録、入会事前確認書」という書類を記入して提出しました。

登録入会事前確認書

 

書き方について説明していきます。なお、ここでは便宜上、以下の設定で説明していきます。

  • 行政書士試験合格による開業(個人開業)
  • 事務所は自宅を利用(自宅兼事務所)
  • 現在は無職
注釈番号 説明
登録申請される方の氏名、ふりがな、年齢を記載します
この欄は行政書士試験合格証の記載通りに記入します。合格年月日と合格番号を入れます。合格番号は「〇〇県」の記載を忘れないように注意しましょう。
個人開業なのか、法人に社員として入るのか、使用人として入るのか選択します。
住民票に記載されている住所を記入します
事務所の名称を記入します。例えば「〇〇(氏名)行政書士事務所」のような具合です。
事務所の所在地を記入します。自宅兼事務所なら上で書いた住所と同じになります。
取扱う業務内容について記入します。僕はこの段階で曖昧だったので、次のように記入しておきました。「遺言、相続、遺産分割協議書作成、権利義務、事実証明」
取扱う業務は後で追加変更できるので、あまり悩む必要はないかと。
事務所の形態は自宅兼事務所にチェックしました。さらに僕の場合は建物名義が父親なので、家族所有にチェックしました。
出入口及び表札掲示場所が公道に面しているか、いないかチェックします。
10 事務所の電話が自己所有かどうかチェックします。専用で使用できる電話がない場合、新たに回線を追加するのが無難かと。理由は業務、営業電話が頻繁に鳴るからです。
11 本人の意志確認事項は必要に応じてチェックしましょう。僕は上から順に「できる・できる・できる、いない、しない」にチェックしました。
12 書類の作成日、住所氏名を記入して押印します。

 

上記記載例はあくまで一例です。不明な点があれば都道府県行政書士会の事務局に問い合わせてみるのが良いです。

事務所平面図の書き方

次に事務所平面図の書き方です。といっても僕も専門家ではないので詳しいことは言えませんが、次のように作成して提出しました。

事務所の平面図

上記は実際に提出した平面図の一部抜粋となります。

そもそも平面図を一から自力で作成するのは難しいので、持ち家なら購入時に不動産会社などから受け取ったもの、借家なら大家さんから受け取りましょう。それが一番早く確実です。そこに上図のように事務所部分だけ追加すればOKです。

平面図を作成する際は、以下の点に注意してください。

  1. 建物全体の平面図に、事務所部分を明記し、机、事務機等の配置を記入する
  2. マンション、ビル等集合建物内に事務所がある場合、該当する階部分の平面図に各室の配置状態を記入し、事務所については1と同様にする
  3. 事務所が2階などのときは1階部分の平面図も添付する
  4. 建物及び事務所の寸法も記載する

詳細については、各都道府県行政書士会からの指示に従いましょう。

写真(L判)

以下の写真(L判)を提出しました。

  • 建物全景の外観1枚(「行政書士事務所表示位置」と記載したものを貼付して撮影する)
  • 事務所内部1枚(机、事務機等の配置が確認でき、室内の様子がわかるように撮影)

「行政書士事務所表示位置」というのは、表札や看板を設置する位置のことです。A4紙などにそう記載して外壁などに貼りつけ、それが写るように建物の写真を撮ります。

こちらも行政書士会からの指示に従いましょう。場合によっては追加で写真撮影を求められることもあります。

まとめ

行政書士として登録・入会手続きをする前の事務所事前確認についてご説明してきました。他の地域の行政書士会でも実施されるかは不明ですが、念のため共有しておきます。

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