阪神・淡路大震災(1995年)や、熊本地震(2016)などの大規模な地震では、非常に多くの命が失われました。

そして、そのほとんどが、家具の転倒による圧死、窒息死という統計が出ています。

 

さらに、南海トラフ地震がいつ発生するかわからない状況です。

 

生存率を少しでも高めるために、家具の補強、固定は最優先事項であると断言できます。

 

ここでは、耐震対策として非常に効果を発揮する、家具固定器具をご紹介させていただきます。

 

 

阪神・淡路大震災の死因「家具転倒による圧死」が大部分

 

阪神・淡路大震災とは、1995年に発生した大規模な地震災害です。

 

地震の当日には、5000人を超える人数が死亡しており、そのうちが圧死(窒息死)、つまり家具や家屋の倒壊による死でした。

 

下記は、阪神・淡路大震災における死因を表しています。(「国土交通省近畿地方整備局」HPを参照)

 

 

 

さらに、2016年に発生した熊本地震でも、倒れた家具や家屋の下敷きとなり、圧死、窒息死した人は多かったとされています。

 

2018年の北海道地震でも、亡くなった方の多くは高齢者であり、家具や本棚の下敷きになっていた、というニュースを聞きました。

 

 

現在でも補強がしっかりとされていない家屋は残っていますし、家具についていえば、さらに多いでしょう。

 

「家具の転倒」により避難が困難となった東日本大震災

 

2011年に発生した大規模地震である東日本大震災ですが、調べてみると、どうも家具の転倒・散乱による避難困難が生じていたこともわかりました。

 

家具の転倒によって、下敷きになって圧死、窒息地といった直接的な死亡ではなく、床に散乱したガラスの破片や、倒壊した家具の残骸障害物となり、避難が遅れたというケースです。

 

津波が差し迫っており、速やかに避難しなくてはいけないものの、床に割れたガラスが散乱していたり、大きな家具が通路を邪魔していたら、確かに避難できなかったかもしれません。

 

【結論】震災時に多くの人が家具の転倒で死亡する

 

ここまでご説明すれば、ご理解いただけたかと思います。

 

かなり多くの命が、家具の倒壊による圧死、窒息死によって奪われてきたのです。

 

ならば、家具の固定などの対策を急いで行わなければなりません。

 

地震は今日来るかもしれないし、1週間後に来るかもしれません。

 

本当ならば、この記事を読まれた後、すぐに家具の補強に取り掛かっていただきたい気持ちです。

 

 

南海トラフ地震は、これまでの地震を大きく上回る規模でしょう。その被害もきっと甚大だと思います。

 

東海地方に住む私としても、かなり不安で一杯です。

 

ならば、できることから対策をしていかなければなりません。大切な自分自身とご家族の命を守るために。

 

 

家具の固定に抜群な器具【まとめ】

ここでは、家具の転倒を防止するために、家具固定器具をいくつかご紹介していきます。

 

まず、家具を固定する器具には、次の5タイプがあります。

 

下記で、上にいくほど、器具の補強効果が高いとされています。

つまり、L型金具が一番強いことになります。(NHKそなえる防災を参照)

 

  • L型金具
  • ベルト式器具
  • つっぱり棒
  • マット式
  • ストッパー式

 

それでは、上記5タイプの商品について、順番にご紹介していきます。

 

L型金具

家具と壁を直接ネジで固定するタイプの器具です。

 

このタイプが最も効果を発揮するとされています。

 

賃貸住宅などで壁に穴を開けることができない場合には不向きですが、それ以外の場合には極力設置するようにしましょう。

 

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L型耐震具でも、次のような壁にネジ穴を開けないタイプのものもあります。賃貸アパートなどで重宝しそうですね。

 

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ベルト式器具

両端に金具が付いたベルトにより、壁と家具を固定するタイプの器具です。

 

こちらもL型金具と同じく、壁と家具それぞれをネジで止めることになります。

 

 

壁にネジ穴を開けないタイプのものもあります。

 

つっぱり棒

家具と天井の間に設置するタイプの器具です。

 

こちらは壁にネジ穴を開けることもないので、比較的広範囲で使用可能な器具となっています。

 

つっぱり棒は伸縮式なので、家具と天井の間でぴったり収まるように、調整する必要があります。

 

設置後に家具がガタガタしないように注意しましょう。

 

 

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マット式

家具の底面に転倒を防止する粘着マットを設置するタイプのものです。取り付けに釘やネジは必要ありません。

 

転倒を防止できる原理は、その優れた粘着性にあります。

 

粘着マットを、家具の底面の四隅に設置しましょう。

 

 

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ストッパー

家具の下に挟み込むタイプの器具です。取り付けに釘やネジは必要ありません。

 

設置する場合は、いったん家具の中身を取り出し、軽くした状態で家具を壁側に少し傾け、家具底の前側に器具を挟み込みます。

 

これにより、家具が壁側に若干傾く形になります。傾いた家具の後ろ側と壁がぴったりくっつくように家具を設置しましょう。

 

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固定器具の「組み合わせ効果」で補強力を高める!

L型金具+つっぱり棒などのように、複数の器具を組み合わせて利用することで、より強固に補強することが可能です。

 

また、賃貸住宅などで壁にネジ穴を開けることができない場合には、マット式やストッパー式の器具に加え、つっぱり棒を組み合わせるなどすると効果的でしょう。

 

まとめ

過去に発生した大地震の中で、多くの方が亡くなりました。そして、そのほとんどが家具や家屋の倒壊による圧死、窒息死でした。

現在、日本各地で大規模な地震が発生しており、南海トラフ地震もいつ起こるかわからない状態です。

もしかしたら、1週間後に来るかもしれません。

 

とにかく、家具を固定するなどして、耐震対策を少しずつ進めていきましょう。