こんにちは、たかじんです。

学生や社会人の方で、レオパレス21に入居される方はよく知っておいた方がよい事件です。

NHK受信料は、レオパレス21に入居した僕たちが支払うべきなのか、というテーマです。

新入社員研修でレオパレス21に入居しNHK受信料を払った僕

僕は新横浜に本社のあるIT企業に入社しました。そして新入社員研修の間は会社が借りたレオパレス21に入居することになりました。

レオパレスには一通りの電化製品が揃っており、当然テレビも完備しています。ということは、NHK受信契約のターゲットになるわけです。

で、「【恐怖】実際にあったNHK集金人の陰湿な訪問手口【ノック⇒出待ち】」でも書いていますが、しぶしぶ受信契約をすることになったわけです(泣)

新横浜での研修はたったの2週間でしたが、最終的に1か月分の受信料は払ったと思います(記憶が曖昧。。)

問題はそこではなくて、僕が一番不満だったのは次の点です。

なんで会社の研修で借りたアパートのテレビについて、僕が受信料を支払わなければならないのか

法律の知識がなかった僕は当時、次の選択肢があると考えていました。

  • 受信料はアパートと契約している会社が支払う
  • 入居者が支払う
  • そもそも支払わなくていい

放送法なんて知らないので、とりあえず上記の感じかな?という理解でした。

ですが、やっぱり入居者が支払うということは納得いかなかったです。

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ちなみに集金人には「会社の研修で借りているアパートということ」を伝えましたが、「法律で決められています」の一点張りで契約まで押し切られました。

僕以外にもNHK受信契約をした同期たち

そのレオパレス21には全部で部屋が8つ入っており、全部屋が僕の同期でした。で、ほとんどの人が契約させられていたと記憶しています。たまたま出なかった人だけ契約を免れていましたね。

集金人が来た翌日、会社の研修担当の上司にNHK受信契約の話をすると、「まあね。。」とニヤニヤしているだけで、なんのアドバイスもくれませんでした。

ぶっちゃけ上司といっても法律を知らない一社員でしかないので、レオパレス21の入居者に受信契約の義務があるかなんて知らなかったのでしょう。。

NHK受信料を支払うのは誰か。入居者?レオパレス?

レオパレス21の入居者には、本来は受信契約の義務はないのでは?という意見があります。

その根拠となるのが、NHK受信契約を義務付けている放送法64条です。

(受信契約及び受信料)
第六十四条 協会の放送を受信することのできる受信設備を設置した者は、協会とその放送の受信についての契約をしなければならない。ただし、放送の受信を目的としない受信設備又はラジオ放送(音声その他の音響を送る放送であつて、テレビジョン放送及び多重放送に該当しないものをいう。第百二十六条第一項において同じ。)若しくは多重放送に限り受信することのできる受信設備のみを設置した者については、この限りでない。

(出典:e-gov-放送法)

上の条文であえて赤く強調した箇所が問題となりますが、おわかりになりますか?

放送法では、NHK放送を受信できる受信設備を設置した者が契約義務があると規定していますよね。

さてここで問題です。NHK放送を受信できる受信設備を設置した者は誰でしょうか?答えは明白ですよね。はい、レオパレス21ですね。

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僕がレオパレス21にたったの2週間入居したときは、NHK契約の契約書には僕の名義で契約させられました。これだと、まるでレオパレス21の部屋にテレビを設置したのが僕のような状況になっていますが、大間違いです。

 

つまり、放送法を見る限り、レオパレス21に設置されたテレビにおけるNHK受信契約は、レオパレス21側が行うべきと思えます。当然受信料の支払いもレオパレス21だと言いたくなります。

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ちなみに、僕の実家でもNHK契約をし、受信料を支払っています。NHK番組をけっこう見ているので、これは当然です。ですが、本来レオパレス21が支払う受信料をたった1か月とはいえ払っていたので、まるで2重払いでした。

 

と思っていたら、なんと仰天するような裁判判決が出ていました。。

裁判の結果:NHK v.s. 入居者

このレオパレス21事件については、訴訟になっていて、平成28年10月27日の第一審判決では「入居者に支払い義務なし」の判決が出ていました。

ですが控訴審ではNHK側が勝訴し、さらに上告は棄却されています。つまり最高裁が上告審として受理しなかったということです。

ここまで見ると、レオパレス21の入居者はNHK受信契約をする義務がある、、ということでしょうか。なんだか納得できない感じがあります。

最高裁での上告棄却については、以下の動画で解説されています。

判決の内容として、次のように動画内で解説されています。

  • NHKと入居者との受信契約は有効
  • だが、受信契約をする者は「建物のオーナー」でも「レオバレス21」でも「入居者」でも良い

つまり、今回の事件では入居者が既にNHKと契約しているので、契約が有効か無効かを争ったところ、「契約自体は有効」と判決が出ました。

ですが、別に契約者はレオバレスにアパートを管理させているオーナーでも、管理者のレオパレス21でも、入居者でも誰でも良いようです(動画を参照)。

それを考慮すると、動画でも解説されていますが、「僕は払いません。オーナーかレオパレス21と契約してください」と言えそうです。

まとめ

レオパレス21入居者はNHK受信料を支払わなくていいの?と思って裁判判決を調べたら、なんと最高裁で棄却され、敗訴していました。。けっこうショッキングですね。とはいえ、これからレオパレス21に入居される方は、一応この事件の流れを知っておくと良いかと思います。

参考書籍